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近年急増しているノロウイルスによる胃腸炎には、食品を介して感染する
場合(食中毒)と食品を介さず人から人に感染する場合(感染性胃腸炎)がありますが、どちらも冬季に急増することが特徴です。ノロウイルスは少ない量で感染するため、食中毒予防のためには食材の充分な加熱と共に、手や器具を介した2次汚染の防止が重要となります。
また、感染性胃腸炎の場合は、発症者の嘔吐物や糞便から大量に排出されたウイルスが周辺環境や手に付着し、食事の際や手が口に触れた際にウイルスが口から侵入して感染を引き起こします。
ノロウイルスは、電子顕微鏡で観察できる程非常に小さいタンパク質でできた球形の生物です。
多くの遺伝子型が存在しますので、一度感染したからといって次に感染しないとは限らず、何度でも感染します。
100粒子以下の少量のウイルスで感染します。
低温下の水中では2週間以上生存し乾燥状態でも2週間以上生存すると考えられています。
発生状況では11月から4月までの冬季に多発しますが、夏季でも発生しています。
食品は中心部が85〜90℃で90秒間以上、加熱して下さい。
ノロウイルスの主な感染経路は以下の通りです。
1. | 魚介類、カキなどの二枚貝などを生あるいは十分に加熱調理しないで |
食べた場合 | |
2. | 食品取扱者が感染しており、その者を介して汚染した食品を食べた場合 |
3. | 汚染された食材から調理器具や手指を介して汚染された食品を食べた |
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場合 |
4. | 食品を介さずに人から人へ感染する場合 |
(発症者や保菌者の糞便や吐物から大量に排出されたウイルスが手指や | |
器物を介して感染を引き起こします) | |
老人福祉施設、学校、保育園、幼稚園などの集団生活の場で発生しやすいです。 | |
特に、食中毒では上記2のように食品取扱者を介してウイルスに汚染され | |
た食品を原因とする事例が近年増加傾向にあります。 | |
また、4のように感染症の原因にもなります。 | |
このような多彩な感染経路が大流行に至った大きな要因です。 |
・ | ノロウイルスは手指や食品などを介して、経口で感染し、人の腸管で |
増殖、吐き気、おう吐、下痢、腹痛、軽度の発熱などを起こします。 | |
・ | 潜伏期間(感染から発病までの時間)は24〜48時間で、発病した |
場合の治療法は、通常対症療法しかありません。 | |
・ | 発病から1〜2日程度で治癒しますが、ふん便からのウイルスの |
排出は下痢などの症状がなくなっても、 通常では1週間程度、 | |
長い時には1ヶ月程度ウイルスの排出が続くことがあるので、症状が | |
改善した後も、しばらくの間は直接食品を扱う作業をさせないことが | |
大事です。 | |
感染しても全員が発症するわけではなく、かぜのような症状で | |
済んでしまう人もいます。 |
学校、職場、施設内でノロウイルス感染によるおう吐・下痢症が発生しても、 |
その最初の発端は家庭内での感染による場合が多いです。特に子どもや |
高齢者は健康な成人よりもずっとノロウイルスに感染し、発病しやすい |
ですから、ご家庭内での注意が大切です。 |
1. | 最も重要な予防方法は手洗いです。帰宅時、食事前には、家族の方々 |
全員が流水・石けんによる手洗いを行うようにしてください。 (流水で15秒~30秒石けんを使って) |
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2. | 貝類の内臓を含んだ生食は時にノロウイルス感染の原因となることを |
知っておいてください。高齢者や乳幼児は避ける方が無難です。 | |
3. | 調理や配膳は、充分に流水・石けんで手を洗ってから行って下さい。 |
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